男性のお腹を計る男性

肥満治療とは、肥満症の患者に対して行われる、医学的な処置のことです。
主な肥満治療は、以下の四つです。

食事療法
まず、1日に摂るエネルギーを1,000~1,800キロカロリーに抑えます。
これをベースにして、動物性脂肪などを摂りすぎないように気を付け、バランスのとれたメニューを考案します。
場合によっては、1日の摂取エネルギーを1,000~1,400キロカロリーにまで抑えることもあります。
運動療法
これは、ウォーキングや水中運動といった有酸素運動を継続的に行うという物です。
ただし、肥満の程度によっては、関節や内臓にかなりの負荷がかかるおそれがあるので、あまり負担のない物から始めるようにしましょう。
また、筋肉トレーニングも効果があります。
筋肉が増えれば、消費エネルギーの量が上がるからです。
そして、ケガの予防および疲労を溜めないよう、ウォーミングアップとクールダウンも忘れずに行いましょう。
薬物療法
「抗肥満薬」という薬を使う方法で、上記の二つの方法では改善されない場合に行われます。
抗肥満薬は、「食欲抑制剤」と「消化吸収阻害薬」の2種類に大きく分けられ、これらを組み合わせて治療を進めていきますが、副作用などのリスクもあるので、必ず医師の指示を受けながら行うようにしてください。
外科治療
薬物療法でも改善できなかったり、リバウンドを繰り返す重度の肥満に対して行われる肥満治療法です。
腹部を少し切開して、「腹腔鏡」という器具を使い、「胃の縮小手術」「胃のバイパス手術」などを行います。
体重を減らす効果がある他、リバウンドする確率も他の方法より低めですが、病的な肥満にしか行うことができません。